本当の意味での治療開始
2017年7月28日
子宮鏡検査以降、日勤や結婚式打ち合わせが続いたため10日後の受診。
前回、説明してもらったんだろうけど全く理解できていないので
もう一度説明をお願いしました。
一応、自分では覚悟を決めて受診に挑みました。
不妊診断 主治医からの説明
•子宮頸がん、子宮体がん共に陰性。しかし、子宮頸がんの原因ウイルス検出
• 血中ホルモン検査の結果 :LH(黄体ホルモン)31,6 FSH(卵胞刺激ホルモン)8,6
・男性ホルモン(テストステロン)値:高値
・経膣エコーで卵巣は凸凹している。(ネックレスサイン)
・糖負荷試験の結果は問題なかった。
以上のことから、重度の多嚢胞性卵胞症候群(PCO)と言える。
子宮鏡検査の結果、大きな子宮内膜ポリープがある。
生理不順や無排卵だったことで、子宮内膜に溜まった血液が生理でしっかり排出できなかったためにポリープとして子宮内に残っている状態とのこと。
ポリープが小さければそのままの状態でも妊娠することが可能。
私の場合は、受精したとしても子宮内にポリープが邪魔で着床する場所がないため
今のままでは妊娠することは難しい。
……といった説明でした。
この時点でもう泣きそう。。やはり、しっかり聞くとショックが大きい。
「私、不妊症だわぁ」と実感しました。
大事なのは治療方針
ショックを受けつつ、治療方針について説明していただきました。
子宮頸がんの原因ウイルスに関しては、半年後に再検査。
PCOには根本的な治療法はないそうです。
PCOの約70%の人は排卵障害を起こすと言われており、不妊症になる可能性が高くなります。
もれなく私も、生理不順・無排卵などがあり排卵障害・不妊があるので、
毎月の排卵を確立し、生理を安定させることを目標にすることになりました。
ホルモンバランス(LHとFSH)の乱れ、高プロラクチンの状況を改善するために、
「甘草芍薬湯」と「テルグリドF0.5mg」を内服していくことになりました。
子宮内膜ポリープに関しては、毎月の排卵と生理の安定を確立させないと再発してしまうため、排卵障害の改善状況を見ながら、いずれ手術をすることとなりました。
妊娠もポリープの手術が終わってからになりました。
プロラクチン値の確認のため、毎月受診し採血を行なっていきます。
内服薬、基礎体温測定を継続し経過観察です。
やっと、病状について理解し治療方針が決定しました。
不妊かもと内心思っていたけれど、実際診断がつくと精神的に落ち込みました。
診察室でも泣きそうでしたし、家に帰っってからこっそり泣きました。
でも、やっぱり赤ちゃん欲しいし!!
やれることは頑張ろうと思いました。
この日が本当の意味での私の治療はスタートとなりました。